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この環境経営が求められる時代、省エネやCO2削減対策すべきだけど、お客様の快適性が損なわれたらどうしよう。
エコチューニングは設備管理の運用改善に重点を置いています。
「エコチューニング」とは、建築物の快適性や生産性を確保しつつ、設備機器・システムの適切な運用改善等を行うこと。設備更新など初期投資をせずに建物を省エネし、光熱水費を削減する手法です。
⇒設備機器の運用改善の手法、つまりソフト面での省エネ事業のため、大規模な設備投資、更新による工事や改修を必要としません。つまり、お客様・ビルの利用者への影響は限りなく少ないものとなります。
エコチューニングはPDCAサイクルを継続するため、細かな実践結果の検証、ビルオーナー様やテナント様と密に連携をとりながら、ビルに与える影響を検証し、事業を進めます。
エコチューニングを実施するうえで、大切なことは、Plan・Do・Check・ActionのPDCAサイクルを継続することです。
「現状把握」と「改善策の検討」は、PDCAサイクルの「Plan」になります。「Plan」では、エネルギー使用状況を分析し、設備機器の運転状況と合わせて、エネルギー使用の現状に潜む無駄を洗い出します。
その結果から、エコチューニング対策を洗い出すことになります。洗い出した対策から、実行可能な対策をエコチューニング計画として決定します。
「改善策の実行」は、 PDCAサイクルの「Do」になります。「Do」では、エコチューニング計画に基づいて、外気温や室内の使用状況を把握しながら、計画を実践します。
「改善効果の確認」は、 PDCAサイクルの「Check・Action」になります。
「Check」は、1か月単位で実践の結果を検証することが必要です。最後に1年間の実践結果を検証して、分析します。「Action」の目的は、エコチューニング計画の問題点を洗い出し次の実践計画をより効果的なものにすることです。
以上より、建物の設備管理に関わる省エネ事業の大半がハード面(機器の更新)という時代で、エコチューニング事業というソフト面での省エネ対策を行うことで、お客様・ビルの利用者への影響を限りなく少なく、成果を出すことができます。 更には、建物ごとに最適なエネルギー運用や設備機器の運転、近年話題となる「換気や空調」の管理を行うことで生産性や快適性の向上にもつながります。